2016年10月2日日曜日

地魚に飛びつく

市民公園から先を、延々とソレントの海岸沿いを沿って、坂を下りていく。港っぽいところに来た。レストラン街だけれど、トリップアドバイザーで調べた一番右端の店にまっしぐら。ちょうどどの席も一杯で、店のオヤジに聞いている。10分待てと言われているらしい。オヤジだけでは不安で、女性店員にも念押ししてやがる。続々と来店。こちらは冷たいコンクリートの階段のところで座って待つ。周囲も薄暗くなって、ようやく席に。港がよく見える席。具合が悪いと言いつつ白ワインのデカンタを頼んでやがる。エビの味が薄いとか言って塩ガンガン振っているし。で、パスタは固くて塩っ辛いと言い出している。目の前にワゴン車が止まった。邪魔だなと思っていると向こうから船が。ワゴン車から発泡スチロール箱が運び出される。船の中の魚と交換。奴はそれをジッと見つめている。ショーだよと言っていたが、地魚だと聞くと、奴もそれを頼んでやがる。でも、食べてみると脂の乗っていない焼き魚に過ぎないんですが。刺身じゃないと新鮮さとかわかりませんな。大雨の中、駅に。最終列車がギリギリ。もう、奴がちょっとでもトイレとか行ったりしてたらアウトのところだったよ。奴の粗相は果てしない。

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